GSK、日本市場で高成長(医療介護CBニュース)

 英グラクソ・スミスクライン社が2月4日に発表した2009年の全世界売り上げは、443億ドル(前年比3%増)だった。このうち医療用医薬品の売り上げは370億ドル(2%増)で、日本では25億ドル(22%増)。

 最主力製品の気管支喘息治療剤アドエアの全世界売り上げは78億ドル(5%増)で、特に日本では3億ドル(79%増)と大幅な伸びを示した。抗インフルエンザウイルス剤リレンザは11億ドル(前年は8900万ドル)と急増し、日本でも3億ドルに達した。日米で09年末に発売した子宮頸がん予防ワクチンの全世界売り上げは3億ドル(前年比38%増)となり、欧州が大部分(74%)を占めた。

 一方、09年10月15日に米ワイス社の買収手続きを完了した製薬世界最大手の米ファイザー社が2月3日に発表した09年の全世界売り上げは500億ドル(前年比4%増)で、このうち医療用医薬品の売り上げは454億ドル(3%増)だった。最主力製品の高コレステロール血症治療薬リピトールの全世界売り上げは114億ドル(8%減)で、米国で57億ドル(10%減)、米国以外で58億ドル(5%減)だった。

 ファイザーは全世界売り上げ予想について、年間を通じて旧ワイスの売り上げが寄与する10年が670億―690億ドル、12年が660億―685億ドルとした。リピトールは11年に米国で特許が切れる。


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